ソロバン文化健在
                                                      2012/07/15

         日本人には総じてソロバン文化(ご破算で願いましては!)体質のDNAが組み込まれているのではないかと
        思われる症状が表面化してくる事象に出会います。3・11大震災以来「脱原発」論が持ち上がり、そちらの方向に
        一挙に軸足を置く大きなうねりが出てきました。

         今まで為政者が作り上げた原発安全神話を盲信していた己の無節操さや無知・無定見さを見せつけられた
        裏返しがこのような極端な思考回路になってしまっているのではと思えます。

         「お上」が発信してくる情報は正しいものと甘受する思考こそ改めておくべきで、便利なものには当然落とし穴が
        あることを認識しない思考回路こそ大いに問題があるようです。

         「木を見て森を見ない」「マクロな視点を持たずミクロな部分しか見ない」ともすればこのような傾向に陥るケースが
        あります。

         「着眼大局・着手小局」最初に全体を俯瞰し、次にどのような順序で着手していくかを決めていくのが順序ですが、
        「脱原発」は最終目標で、その前に取り組むことは「縮原発」に向けての方策です。

         代替エネルギーや自然エネルギーでどれだけカバーが出来るのか、冷静な視点と根拠を見出すことが大事です。
        節電対策も並行させ、啓蒙・啓発を進め、省エネ商品の開発・普及に傾注することから出発だと思うのですがね。

         マスコミを「ますごみ」とも言います。彼らの編集一つでどこへ落とし込まれるのかわからない怖さがあります。
        センセーショナルに煽る手法に過去幾度誘導されてきたことか、数え上げれば枚挙に暇がありません。

         大スポンサーの電力会社批判記事は震災前にはマスコミはタブー扱いで報道して来なかったでしょう。
        今更、ご都合主義のマスコミがと、言いたいところもあります。